家庭用核シェルターの値段について、当社の見解をお伝えいたします-アンカーシェルター吉山社長のブログより

核シェルターの価格について ―― なぜ「一律の金額」をお伝えしていないのか

アンカーシェルターの吉山です

家庭用核シェルターを検討される多くの方が、最初に気になるのが「価格」ではないでしょうか。
しかし、当社ではこのウェブサイト上で、核シェルターの具体的な価格を明示していません。これは価格を隠したいからでも、不親切だからでもありません。核シェルターという設備の性質上、一律の価格を示すことが適切ではないと考えているためです。

まず前提として、家庭用核シェルターは一般的な住宅設備とは異なります。キッチンや浴室のように、規格化された商品を取り付けるものではなく、設置場所・地盤・地下水位・周辺環境・使用目的・想定人数など、条件によって設計が大きく変わります。そのため、「○○円で設置できます」と単純に言える性質のものではありません。

当社が提供しているのは、地下埋設型の鋼鉄製核シェルターです。これは、地下構造による遮蔽効果と、鋼鉄構造による高い耐圧・耐久性能を両立したものです。さらに、換気・電源・トイレ・居住性といった要素を含め、“実際に人が一定期間安全に過ごせる”ことを前提に設計しています。

こうした仕様を前提とした場合、設置工事を含めた最低ラインは、おおよそ1,500万円程度からとなります。これは決して安価な選択肢ではありません。しかし、この価格には「核シェルターとして成立させるために最低限必要な要素」が含まれています。

市場には、より安価な核シェルターや防災シェルターと呼ばれる製品も存在します。それらを否定するつもりはありません。用途や考え方によっては、有効な選択肢となる場合もあるでしょう。ただし、価格を下げるためには、必ずどこかを簡略化する必要があります。素材、厚み、構造、換気、耐久性、あるいは想定する使用条件――そのどれかを削らなければ、価格は下がりません。

当社が超高級路線を採用している理由は明確です。
「最悪の事態を想定したときに、価格を理由に性能を妥協しない」
この一点に尽きます。核シェルターは、使わずに済めばそれが最良の設備です。しかし、万が一使うことになった場合、後からやり直しができない設備でもあります。そのときに「もう少し上の仕様にしておけばよかった」と後悔する可能性があるなら、最初から最高水準を目指すべきだと考えています。

また、当社では価格の話を、必ず個別のご相談の中で行っています。それは、お客様ごとに条件や考え方がまったく異なるからです。「どこまでの備えを求めているのか」「どの程度の滞在を想定しているのか」「普段はどのように使いたいのか」。こうした点を丁寧に伺った上でなければ、意味のある金額はお伝えできません。

核シェルターの価格は、「高いか、安いか」で判断するものではなく、何に価値を置くかで判断するものです。当社の家庭用核シェルターは、すべての方に向けた商品ではありません。しかし、考え抜いた末に「これしかない」と感じていただける方にとっては、価格以上の納得感を持っていただける設備だと自負しています。

まずは情報を整理するためのご相談だけでも構いません。
核シェルターの価格を「数字」ではなく、「考え方」から知っていただくことが、後悔のない選択につながると私たちは考えています。

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