家庭用核シェルターの当社の設備を紹介いたします。アンカーシェルター吉山社長がお答えします。

家庭用核シェルターの設備について

――「守る」だけでなく「過ごせる」環境をつくるという考え方

現代の不測の事態に備えるうえで、家庭用核シェルターや防災シェルターに求められる役割は、単に外部の危険から身を隔離することではありません。重要なのは、いざという時に家族が一定時間、安全かつ落ち着いて過ごせる環境を維持できることです。短時間であっても、人が生活できない空間では判断力が低下し、かえってリスクが高まります。

当社の家庭用核シェルターは、約10㎡という限られた空間の中で、4人が現実的に滞在できることを前提に設計されています。数日から最長で2週間程度の一時避難を想定し、無理のない広さとレイアウトを採用しています。4人用ベッドは、休息を確保するための必須設備であり、十分な睡眠が取れることは、非常時の冷静な判断に直結します。

核災害を想定した場合、室内環境を守るうえで欠かせないのが空気の管理です。当社では、日本製の空気清浄機を設置し、放射性微粒子や外気中の不純物が室内に入り込むリスクを抑える構成としています。これは「密閉する」のではなく、安全に呼吸できる環境を維持するという考え方に基づくものです。

衛生面についても同様に重要です。外部環境が不安定な状況では、水や下水の利用が制限される可能性があります。そのため、当社では国産のバイオトイレを採用し、限られた資源の中でも清潔な環境を保てるよう配慮しています。トイレの確保は、快適性だけでなく、精神的な安定にも大きく影響します。

電力については、通常の電源に加え、オプションとして日本製のソーラーシステムを組み合わせることが可能です。これにより、停電時でも最低限の照明や情報機器を維持できる可能性が広がります。完全な自立を目指すのではなく、「使える選択肢を増やす」ための備えとして位置づけています。

さらに、情報収集や家族・外部との連絡を想定した2人用パソコンルーム、簡易的な調理が可能なミニキッチン、食料や生活物資を整理・保管するための収納棚を備えています。これらは贅沢な設備ではなく、家庭用核シェルターとしての「居住性」と、防災シェルターとしての「継続性」を両立させるための現実的な構成です。

家庭用核シェルターは、恐怖のための設備ではありません。万が一の状況でも、家族が落ち着いて過ごし、次の判断につなげるための環境そのものです。そのための設備は、ひとつひとつ意味を持って配置されています。

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