アンカーシェルターの吉山です。
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核シェルターは、一定程度の放射能や放射線から身を守ることができますが、完全に防ぐことはできません。放射能や放射線は、エアロゾル(空気中に浮遊している粒子)や土壌、飲料水など、多様な形で広がるため、完全に防ぐことは困難です。
核シェルターによって提供される防護は、主に以下のようなものがあります。
- 厚いコンクリートや鉄で作られた壁や屋根による防御。
- 放射線を吸収するための特殊な材料を使用したシールド。
- 空気中の放射性物質を取り除くフィルターによる防御。
- 安全な飲料水や食料を備蓄していることによる防御。
- 常に放射線量を監視し、必要に応じて適切な対策を講じることによる防御。
これらの対策によって、一定程度の放射線を遮断することができますが、完全に防ぐことはできません。また、放射線量が非常に高い場合には、核シェルター内でも生命に危険が及ぶことがあります。
核シェルターの防護性能は、使用される材料や設計によって異なります。放射線を防ぐためには、壁、天井、床、扉、窓などが放射線遮蔽材料で作られている必要があります。また、空気清浄機やフィルターを備えた換気システムも必要です。
一般的に、放射線遮蔽材料の厚さが増すほど防護性能が高まります。放射線遮蔽材料の種類や厚さ、シェルターの設計、周囲の地形などによって、放射線量がどの程度低減されるかは異なります。
例えば、厚さ30cmのコンクリート壁でできた核シェルターは、放射線量を約1000分の1にまで低減することができます。また、厚さ10cmの鉄板でできた核シェルターは、放射線量を約100分の1にまで低減することができます。
しかし、完全に放射線を遮蔽することはできません。放射線遮蔽材料が厚ければ厚いほど、建設コストが高くなるため、どこまで防護性能を高めるかは予算や建設目的に応じて決める必要があります。
放射線の減衰には、放射線の種類、エネルギー、物質の密度や厚みなどが影響します。
一般的に言われる数字としては、土壌が放射能を防ぐ能力については、放射性物質の種類によって異なりますが、放射性セシウムに対しては、1メートルの厚みの土壌で約90%以上を防ぐことができるとされています。ただし、これはあくまでも一般的な指標であり、具体的な状況によって異なる場合があります。
中性子は?
中性子は非常に高速で動くため、防御が困難であり、一般的な建材では中性子線を完全に防ぐことはできません。中性子線を防御するためには、特殊な材料を使用する必要があります。例えば、水や重水、ポリエチレン、鉛などの材料が使用されます。また、中性子吸収剤としてホウ素やカドミウムを使用することもあります。しかし、これらの材料を使用しても、中性子線を完全に防ぐことはできません。
以上です。
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