家庭用核シェルターに関するよくある質問
家庭用核シェルター Q&A 40
家庭用核シェルターに関する基本理解(①〜⑩)
Q1. 家庭用核シェルターとは何ですか?
A.
家庭用核シェルターとは、核攻撃や放射性物質の拡散、化学物質事故などの有事を想定し、一定時間、人体への影響を低減することを目的とした個人・家庭向けの防護空間です。軍事施設のような完全防護ではなく、「家族の生存確率を高める」ための設備として位置づけられます。
Q2. 日本で家庭用核シェルターは必要ですか?
A.
日本で家庭用核シェルターが必要かどうかは、居住環境、家族構成、価値観、不安の感じ方によって大きく異なります。全員に必須の設備ではありませんが、特定のリスクを重く捉える方にとっては、防災対策の一つとして検討されるケースがあります。
Q3. 家庭用核シェルターがあれば安全ですか?
A.
家庭用核シェルターは、すべての危険から完全に守るものではありません。放射線や有害物質の影響を「ゼロ」にする設備ではなく、一定時間の被曝量やリスクを低減することを目的としています。過度な期待ではなく、役割を正しく理解することが重要です。2週間の滞在を目安として、基本設計をされているのが、家庭用核シェルターとなります。
Q4. 核シェルターと防災シェルターは違いますか?
A.
核シェルターは放射線や有害物質への対策を主目的とし、防災シェルターは地震・台風・洪水など自然災害を想定しています。設計思想や必要な設備が異なるため、同じ「シェルター」という言葉でも、用途と性能を明確に区別して考える必要があります。当社では、地震対策も兼ねた家庭用核シェルターを設計し、ご提案しています。
Q5. 地下でないと意味がありませんか?
A.
必ずしも地下でなければ意味がないわけではありません。重要なのは設置場所よりも、遮蔽性能、構造強度、換気計画などの設計内容です。地上設置でも条件を満たせば一定の効果が期待できる場合があります。ただ、当社は基本設計として、地下埋設型の家庭用核シェルターを設計し、ご提案するケースが最も多いです。
Q6. 放射線は完全に防げますか?
A.
現実的な住宅用設備で放射線を完全に遮断することは困難です。家庭用核シェルターは、遮蔽材や構造によって放射線量を低減し、被曝リスクを抑えることを目的としています。「完全防御」ではなく「低減」である点を理解することが大切です。当社の基本設計は米国製の地下埋設型家庭用核シェルターと同様の放射線遮蔽率を設計思想をベースに製造しております。
Q7. 日本の住宅でも設置できますか?
A.
日本の住宅でも設置可能なケースが多々あるため、当社が存在しているわけですが、敷地条件、建物構造、法規制など多くの制約が現状各地域ごとに個々にあります。すべての住宅で実現できるわけではないため、専門的な調査と個別判断が不可欠です。
また、地盤との関係も家庭用核シェルター埋設、設置に重要な関係性もあることも付け加えさせていただきます。
Q8. 家庭用と公共シェルターの違いは何ですか?
A.
家庭用シェルターは少人数・短時間利用を想定し、個人の判断で管理・運用されます。一方、公共シェルターは多数の人を受け入れる前提で、自治体や組織による管理が行われます。規模・責任範囲・設備水準が大きく異なります。アンカーシェルターでは、家族単位での家庭用核シェルターの設置を推奨しております。
Q9. 一時的な避難場所と考えてよいですか?
A.
多くの地下埋設型の家庭用核シェルターは、2週間程度の一時退避を想定しています。長期居住を前提とした設備ではないため、避難計画全体の一部として位置づける考え方が現実的です。
Q10. 海外の核シェルターをそのまま使えますか?
A.
海外製の核シェルターは、日本の建築基準法や住宅事情、地盤条件に適合しない場合があります。輸入製品をそのまま設置するのではなく、日本向けの設計・調整が必要になるケースがほとんどです。
当社も2017年の事業スタート時には、海外製の核シェルターを輸入して、設置することを検討しておりましたが、多くの問題が発生し、純国産型の家庭用核シェルター製造に行き着いた経緯がございます。
家庭用核シェルターの設置・構造について(⑪〜⑳)
Q11. 既存住宅に後付けできますか?
A.
後付け設置が可能な場合もありますが、基礎構造や敷地条件による制約が大きく、すべての住宅で実現できるわけではありません。構造補強や大規模工事が必要になることもあり、事前調査が不可欠です。
当社では、約半数の地下埋設型・家庭用核シェルター設置・導入ケースで既存の住宅に後付設置をしております。
Q12. 新築時に家庭用核シェルターを設置する方が良いですか?
A.
新築時であれば、建物設計と一体で検討できるため、構造面・動線・コスト面での自由度は高くなります。後付けと比べると合理的に設計しやすい傾向があります。
Q13. 地盤や地下水の影響はありますか?
A.
地盤の強度や地下水位は、シェルター設計に大きな影響を与えます。特に地下設置の場合、浮力や浸水リスクへの対策が不可欠であり、地盤調査は必須工程となります。
Q14. 建築基準法に違反しませんか?
A.
設計内容や設置方法によっては、建築確認申請や関連法規への対応が必要になります。違反を避けるためにも、日本の法制度を理解した上での設計が重要です。
当社は全国各地に、各地域ごとに設置の際の建築パートナーを擁しておりますので、安全に建築基準に準拠した家庭用核シェルターの設置が可能となっております。
Q15. 換気はどう確保しますか?
A.
外気を取り入れる場合、有害物質を除去するためのフィルター付き換気設備が必要になります。換気計画は居住性と安全性の両面から非常に重要な要素です。
当社では、純国産の有害物質除去フィルターを設置した空気清浄機を設置時に導入しております。
Q16. 電源は必要ですか?
A.
換気設備や照明、通信機器のために電源が必要となります。一般電源との接続と同時に、停電時を想定し、非常用電源やバッテリーの併用を検討するケースが一般的です。
Q17. 地震対策はされていますか?
A.
日本では地震対策が不可欠です。構造設計や固定方法によって耐震性を確保することは可能ですが、通常の住宅同様、設計段階で十分な検討が必要です。
当社では、設計段階から、耐震性を重要視した構造設計をおこなっております。
Q18. 水や食料はどれくらい必要ですか?
A.
必要量は想定滞在時間と人数によって異なります。一般的には人数分×2週間分を目安に備蓄を考えますが、過剰な備えよりも現実的な計画が重要です。
Q19. ペットも一緒に避難できますか?
A.
ペット同伴を想定する場合、換気量やスペース、ストレス対策などを設計段階で考慮する必要があります。後から対応するのは難しいため、事前検討が重要です。
当社では、初期の段階からペット同伴のケースを重要視し、構造設計を行なっております。
Q20. 何人用が現実的ですか?
A.
家族構成や使用目的によって適切な人数は異なります。多人数対応にするとコストや設計難度が上がるため、現実的な利用人数を想定することが重要です。
一般的には四人程度の家族構成で構造設計を行うケースが最も多いです。
家庭用核シェルターの費用・運用について(㉑〜㉚)
Q21. 家庭用核シェルターの費用はいくらですか?
A.
費用は設置方法、構造、設備内容、敷地条件によって大きく異なります。一概に相場を示すことは困難です。ただ、お問合せをいただければ、ある程度の概算をご提示することはすぐに可能です。
その際には、具体的な地域、どのような住居を設置した場所なのか?などいくつかの情報をいただくケースが多いです。お電話、メールにてご回答が可能です。
お気軽にご連絡ください。
また、各地域の代理店をご希望の方も、お気軽にご連絡をいただければ幸いです。
Q22. 安価な核シェルターでも大丈夫ですか?
A.
価格が安い場合、遮蔽性能や耐久性が十分でない可能性があります。目的を満たしているかどうかを、価格だけでなく設計内容で判断することが重要です。
当社は日本の地下埋設型・家庭用核シェルターのパイオニアとして多くの設置実績がございます。
地下埋設のノウハウも含め、低価格で設置するだけでは見えないリスクも含めて、最適なご提案を一軒一軒のケースでさせていただいております。
Q23. 維持管理は必要ですか?
A.
長期間使用しない場合でも、換気設備やフィルター、構造部の定期点検が推奨されます。設置して終わりではなく、継続的な管理が安全性を左右します。
詳しくは当社にお気軽にお問い合わせください。
Q24. 使用しない期間はどうなりますか?
A.
通常は荷物を収納するだけに使われるケースもありますが、当社のお客様の場合、多用途に設計をおこなっており、日常的に使用できる、家庭用核シェルターとして設計するケースが多いです。
たとえば、地下シアタールームや、趣味を存分に楽しむための部屋としての用途。重要なものを保存・保管しておく部屋など、日常使いのできる用途を皆様方が考え、構造設計を行なっております。
もちろん、定期的に状態確認を行わないと、設備の劣化に気づきにくくなりますので、都度定期点検が重要であることは間違いありません。
Q25. 長期間生活できますか?
A.
多くの家庭用核シェルターは長期生活を想定していません。居住性や設備面からも、短期間の一時避難用途として考えるのが現実的です。約2週間の地下での滞在を安全・安心に生活できることが最も重要な役割だと当社は考えております。
Q26. 通信手段は確保できますか?
A.
地下や遮蔽構造では通信が制限される場合があります。非常時の情報取得手段についても、事前に想定しておくことが重要です。
当社でもその点を考慮に入れた設計をおこなっております。お気軽にご相談ください。
Q27. 子どもや高齢者でも利用できますか?
A.
段差、換気量、閉塞感などに配慮した設計が必要です。誰でも安全に使えるようにするには、利用者を想定した設計が不可欠です。階段の配置や角度などは実は柔軟な設計が可能です。どなたでも使える、安全・安心な構造設計はとても大切な要素だと思います。
Q28. 近隣トラブルになることはありますか?
A.
工事中の騒音や掘削作業が原因で、近隣とのトラブルが生じる可能性はほとんどありませんが、事前説明や配慮が重要です。
当社ではその点もノウハウが蓄積されておりますので、ご安心ください。
Q29. 保険は適用されますか?
A.
火災保険や住宅保険の適用可否は内容によって異なります。事前に保険会社へ確認することが推奨されます。
Q30. 設置後に後悔する人はいますか?
A.
当社のお客様でそのような方は今までいらっしゃいませんでしたが、目的や期待を誤って設置すると、不要だったと感じるケースもあるかと思います。そのため、冷静な判断と情報収集が重要です。
大切なことは、設置後、危機の状態以外の使用方法を最初から想定して設置を検討することかと思います。
家庭用核シェルターの判断・考え方について(㉛〜㊵)
Q31. 家庭用核シェルターは誰向けですか?
A.
特定のリスクを強く意識し、他の防災対策を検討した上で選択する人向けの設備です。万人向けではありません。
しかし、現在危機意識の高い皆様を中心に当社の地下埋設型・家庭用核シェルターをご導入される方が増えてきている背景には、ご自身の大切な資金を未来への投資として最適なものとご判断いただいた方々もいらっしゃるのだと、理解しております。
当社は1993年より、米国LAにて高級住宅を建築する「アンカーハウジング」が母体です。
LAにて富裕層の高級住宅を建設してきており、日本でも200棟以上の輸入高級住宅を建設しております。
そのお客様からのご要望で2017年に当社の「アンカーシェルター」事業はスタートしております。
Q32. 設置しない選択も正解ですか?
A.
もちろん正解です。防災の形は人それぞれであり、核シェルターを選ばない判断も尊重されるべきです。
Q33. 核シェルターがあれば避難は不要ですか?
A.
状況によっては避難が必要な場合もあります。シェルターは避難計画の代替ではなく補完手段と考えるべきです。
Q34. 防災対策として優先順位は高いですか?
A.
地震対策や備蓄など、他の防災対策との優先順位は人によって異なります。全体像を見て判断することが重要です。
Q35. 情報が少ないのはなぜですか?
A.
核や有事に関わるテーマはセンシティブで、公開情報が限られているためです。慎重な情報収集が必要です。
Q36. 専門家の意見は一致していますか?
A.
一致していません。リスク評価や有効性については、専門家の間でも意見が分かれています。
ただし、当社は海外の核シェルター製造企業とライセンス契約を結び、米国の設置基準、欧州の地下埋設型・核シェルターの設置基準をベースに建設・設置を行っており、高い評価をいただいております。
Q37. 家庭用核シェルターは流行ですか?
A.
世界情勢の変化により関心が高まる時期はありますが、一過性の流行ではなく個人判断のテーマです。
ただ、アジアの国際情勢が緊迫化している中、ホットなテーマであることは事実で、お問合せは急増し、驚いているのは事実です。
Q38. 将来不要になる可能性はありますか?
A.
社会情勢や安全保障環境によって、必要性の感じ方は変わる可能性があります。
不要になる時代が訪れることを強く望んでおります。
Q39. 相談だけでもできますか?
A.
多くの場合、相談のみでも可能です。設置を前提とせず、情報収集の一環として相談することが重要です。
ぜひ、どんなことでも結構です。お気軽にお問い合わせください。
Q40. まず何から始めればよいですか?
A.
感情的に判断せず、正確な情報を集め、自身や家族にとって本当に必要かを冷静に考えることから始めるのが大切です。